インプラントはあごの骨にきっちりと結合するため、本来取れることはありません。しかしさまざまな理由から、まれにインプラントや仮歯が取れてしまうケースがあります。当医院ではそのような場合にも、すぐに適切な対応をしておりますので 、あわてずにご相談ください。なお、他医院で治療を受けられた方でもご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
術後数日~数週間の場合
【感染によるもの】
オペ中に何らかの細菌が患部に触れることで、感染を起こすことがあります。当医院では院内感染を予防するために、手術前にはオペ室や治療器具の滅菌を徹底しています。患者さまご自身も口腔内を清潔に保ち、処方された抗生物質を正しく服用するなど、ご自分でできる感染予防を心がけましょう。
【外的刺激によるもの】
インプラントはあごの骨と結合するまでの期間、安静にしておく必要があります。その期間に患部を触ったり強い刺激がかかったりした場合、インプラントが取れてしまうことがあります。できるかぎり安静に努めましょう。
【手術上の問題によるもの】
手術では、インプラントを埋め込むための穴をあごの骨にあけますが、その穴が大き過ぎるとインプラントが取れてしまうことがあります。当医院では数多くのインプラント治療の実績を持ち高い成功率を誇っていますので、他医院での術後の状態に不安がある場合なども、一度お気軽にご相談ください。
【過度の負荷によるもの】
天然歯には、あごの骨にかかる力を吸収する歯根膜があります。しかし、人工歯には歯根膜がないため、強く咬む力がダイレクトにあごの骨にかかり、仮歯が取れてしまうことがあります。
当医院では咬み合わせのバランスを測る機材を導入しており、咬む力があごの骨に偏ってかかるのを防ぐよう、しっかりフォローしていますのでご安心ください。
当医院では、こういった理由によってインプラントや仮歯が取れてしまった場合にも、しっかり対応しています。
インプラント治療のメリットを最大限に活かし、生涯にわたって自分自身でしっかり咬めるよう、当医院では、患者さまご自身の意識もしっかり持っていただきたいと考えています。