当医院では、「インプラントをできるだけ長持ちさせる」ことを大前提として、診療にあたっています。その実現のためにはまず、確実な診査・診断が欠かせません。歯科用CTやピエゾサージェリーなどのほか、患者さまによりよいインプラント治療をご提供するために当医院が導入している設備・機材についてご紹介します。
オペ室
当医院では手術前にオゾン発生器を使ってオペ室全体を隅々まで強力に除菌・脱臭します。もちろん治療に使用する器具も、オートクレーブや超酸性水生成器によって殺菌し、安全な治療環境づくりに努めていますのでご安心ください。また天井には、手術部位に集中的に光を照射できる無影灯も完備しています。
CT
インプラント治療には、三次元的な診断が欠かせません。当医院ではMORITA社製歯科用CT「3DX」を採用しており、的確な診断を可能にしています。あごの骨が何mmあるかなどといった詳細な情報を入手でき、治療の精度を高めることができます。
マイクロスコープ
患部を2～24倍にまで拡大して見ることができるマイクロスコープです。精密な診断と治療を可能にします。肉眼では詳細に確認できない歯の細かい凹凸などを把握できるので、上部構造がきちんとフィットしているかなどを診断できます。
咬み合わせ計測機材
当医院では、咬み合わせを計測する機材を導入しています。咬み合わせの乱れは、インプラントにとってもお口全体にとってもいいものではありません。咬み合わせを定期的にチェックし、治療後の調整などに活かしていきます。
ピエゾサージェリー
インプラント手術において骨を削る手術器具です。三次元超音波振動を利用することで切削部分の長さ・深さを正確にコントロールでき、神経や血管などの軟組織を傷付けず安全に最小限の骨だけを切削できます。患者さまの体への負担を最小限に抑えます。
セラビーム
異なる3波長の紫外線をインプラントに照射することにより、骨接触率をほぼ100％にすることができます。インプラントと骨との接着力が大幅にアップし、治療時間の短縮にもつながります。骨が形成されにくい症例でも、インプラント手術が可能になるのです。
ペリオウェーブ
歯周ポケット内の細菌に特殊な光を当てることで殺菌する歯周病の治療器具です。一般的な治療法の場合、歯ぐきが腫れてしまうリスクがありますが、ペリオウェーブを採用することで、「痛くなく」「腫れない」治療が実現します。
位操作顕微鏡
歯周病菌などの細菌の状態を観察できる顕微鏡です。インプラント治療前に用いることで、安全に手術を進めていけるかどうかの診断ができます。また、メインテナンスにおいて、インプラント周囲炎にならないためにお口の細菌の状況把握にも役立てています。
レーザー
当医院では、「半導体レーザー」「YAGレーザー」「CO2レーザー」を導入しています。「半導体レーザー」「CO2レーザー」はメスと同様に歯ぐきを切開でき、メスで切開するより患者さまの負担を抑えられるため、2次オペの際に使用します。「YAGレーザー」は歯周病治療など、歯周組織を治療する際に用います。
シムプラント
（株）マテリアライズデンタルジャパン提供
CTで撮影した立体的画像データをもとに、インプラント埋入前にシミュレーションをするソフトです。あごの骨の状態を詳細に把握しながらシミュレーションが行えるため、成功率の高い治療計画の立案に役立ちます。
